3.2 電子メールインタフェース

どのメーリングリストにも、電子メールアドレスが ひとそろいあって、そこへメッセージを送れます。 メッセージを投稿するためのアドレスがひとつ、 配送エラーを受けつけるアドレスがひとつ、そして電子メールコマンドを処理する アドレスがいくつかあります。ある架空のメーリングリスト mylist@list.jca.apc.org だと、つぎのようなアドレスがあります:

ほかに、-admin アドレスもあります。 このアドレス宛てのものはリスト管理者に届きますが、 古いバージョンの Mailman との互換性のためにあるだけなので、 使わないほうがいいでしょう。

オプションを変えるには、LISTNAME-request アドレスを使います (たとえば、 mylist-request@list.jca.apc.org)。

コマンドは、メッセージのサブジェクト (件名) にも、本文にも書けます。 コマンドごとに改行を入れなければなりません。 あなたのメールソフトがメッセージの最後に自動的に署名を付けくわえるように なっている場合は、 「end」(鍵括弧は書かない) を、 コマンドの最後の行のつぎの行に書くとよいでしょう。 end コマンドがあると、Mailman は電子メールのそれよりあとに書いて あるものを処理しません。

最重要コマンドはおそらく「help」コマンドでしょう。 このコマンドに対して Mailman は、電子メールコマンドについての有用な情報と、 Web インタフェースについての説明を送り返すからです。

会員用コマンドのクイックリファレンスが、 付録の AB にあります。 (これは help コマンドの出力に若干手を加えたものです。)