Webサイトの種類と設置方法

Web サイトの種類と設置方法
JCA-NETは、いくつかの種類のWebサイトを設置することができます。
以下、これらのWebサイトの違いと使いかたを説明します。

個人 Web サイト
JCA-NETの会員は、全員に専用のWebサイトが用意されます。この個人Webサイトを使用するための申し込みは不要です。

個人Webサイトで公開するページのURLは以下のようになります。
https://www.jca.apc.org/~JCA-NETユーザID/

個人Webサイトでは、JCA-NETが提供する公式サポートCGIが利用できるほか、自分で作成したCGIや、SSI、PHPを使ったページを使うことができます。詳しくはCGI、SSI、PHPを使うにはを参照してください。

自分のパソコンで作ったWebサイトのデータを個人Webサイトに転送するには、SFTP, FTPS, FTPなどのファイル転送ソフトを使います。(ただし、FTPは暗号化で保護されていない通信路でのパスワード認証に問題があるため推奨いたしません)。ファイル転送機能が搭載されている「ホームページビルダー」などのWebサイト作成ソフトも、内蔵のファイル転送機能を使ってファイルを転送することができます。
個人Webサイトでのファイル転送用の設定は以下の通りです。


ファイル転送先 サーバー名 (Server name、Host address) - 必ず設定します。
home.jca.apc.org

ポート (Port) - 設定済みの場合は変更する必要はありません
FTP,FTPSの場合...21, SFTPの場合...22

ID(アカウント名、Login name、User name)- 必ず設定します。
JCA-NET ユーザ ID

パスワード (Password) - 必ず設定します。
JCA-NET パスワード

転送先の場所 (Pathname、Initial directory)
public_html以下の任意のディレクトリ。
各ユーザーには、「ホームディレクトリ」と呼ばれる自分専用のファイル保存領域が用意されています。ホームディレクトリには、非公開のファイルを保存することができます。public_html以下には、Webサイトで公開するファイルを保存します。

【注意】個人Webサイトの管理はJCA-NETのユーザーIDが必要です。そのユーザーだけがサイトの管理をすることができます。セキュリティ面での危険が大きいため、誰かにパスワードを教えて管理してもらうメンテナンスを手伝ってもらうことは控えてください。
他人に管理させたい場合や複数のスタッフでWebサイトを管理する場合は、 POEM Hosting PackやWebパブリッシングサーバのWebサイトをお使いください。

独自名称の Web サイト (JCA-NETメインサーバ)
URLにユーザーIDを使いたくない場合や、複数の会員が共同でWebサイトを管理する場合には、このタイプのWebサイトをご利用ください。
ただし、この種類のWebサイトを管理できるのは、JCA-NETの会員に限ります。非会員に管理を依頼する場合は、Webパブリッシングサーバをご利用ください。なお独自名称のWebサイトを利用する場合は、申し込みが必要です。また、別途料金がかかります。
独自名称のWebサイトで利用できる容量には特に制限を設けていませんが、1Gバイトを越える場合、ファイルの削除をお願いすることがあります。
独自名称の Web サイト (JCA-NET メインサーバ) の URL は、次のようになります:

独自名称のWebサイトで公開するページのURLは以下のようになります。「ディレクトリ名」の部分は、申し込みのときに自由に決められます。
https://www.jca.apc.org/独自名称ディレクトリ名/

独自名称のWebサイトでは、JCA-NETが提供する公式サポートCGIが利用できるほか、自分で作成したCGIや、SSI、PHPを使ったページを使うことができます。詳しくはCGI、SSI、PHPを使うにはを参照してください。

自分のパソコンで作ったWebサイトのデータを独自名称のWebサイトに転送するには、SFTP, FTPS, FTPなどのファイル転送ソフトを使います。ファイル転送機能が搭載されている「ホームページビルダー」などのWebサイト作成ソフトも、内蔵のファイル転送機能を使ってファイルを転送することができます。
独自名称のWebサイトでのファイル転送の設定は以下の通りです。


ファイル転送先サーバー名 (Server name、Host address) - 必ず設定します。
home.jca.apc.org

ポート (Port) - 設定済みの場合は変更する必要はありません
FTP,FTPSの場合...21, SFTPの場合...22

ID(アカウント名、Login name、User name)- 必ず設定します。
JCA-NET ユーザ ID

パスワード (Password) - 必ず設定します。
JCA-NET パスワード

転送先の場所 (Pathname、Initial directory)
/var/www/html/htdocs/独自名称ディレクトリ名/ 以下の任意のディレクトリ


(注意) 独自名称のWebサイトのコンテンツ用ディレクトリのすぐ上のディレクトリ /var/www/html/htdocs は読み込み不可となっており、
どのようなファイルやディレクトリがあるかを確認することができないように設定されていますのでご注意下さい。

Webパブリッシングサーバのサイト
Webパブリッシングサーバは、多人数でサイトを管理することができるWebサイトです。(2022年10月現在新規の利用は受け付けておりません)
Webパブリッシングサーバのサイトを管理するスタッフを「ソンニム」と呼びます。Webパブリッシングサーバの設置者(JCA-NET会員)は、自由にソンニムを作り、管理をまかせるディレクトリを設定することができます。
ソンニムに関する設定の方法は、Web パブリッシングサーバ管理者マニュアルを参照してください。
WebパブリッシングサーバのWebサイトで利用できる容量には特に制限を設けていませんが、現在、ハードディスクの容量が不足気味です。近々拡張の予定ですが、100Mバイトを越える場合、ファイルの削除をお願いすることがあります。

Webパブリッシングサーバのご利用には、申し込みが必要です。また、別途料金がかかります。

Webパブリッシングサーバで公開するページのURLは以下のようになります。「ディレクトリ名」の部分は、申し込みのときに自由に決められます。
http://www1.jca.apc.org/ディレクトリ名/
ディレクトリ名 は、申し込みのときに自由に決められます。

http://サブドメイン名.jca.apc.org/
サブドメイン名 は、申し込みのときに自由に決められます。

http://www.独自ドメイン名/
独自ドメイン名 は、申し込みのときに自由に決められます。ただし使用するドメイン名を取得しておく必要があります (取得は、JCA-NET 事務所で 代行もできます)。ドメイン名の種類についてはドメイン名についてを参照してください。

Webパブリッシングサーバでは、JCA-NETが提供する公式サポート CGI が利用できます。自分で作成したCGIや、SSI、PHPなどを使ったページは、個人Webサイトに設置してください。

Webパブリッシングサーバでは、Webサイトのデータの転送に、WebDAVというファイル転送方法を使います。最近のパソコンにはWebDAVを使ったファイル転送機能が内蔵されていますが、この他にも専用のソフトや、DreamweaverのようにWebDAVが搭載されている編集ソフトもあります。

Windows2000以降のシステムを使用している場合は、「マイネットワーク」の「ネットワークプレーすの追加」を使います。
Mac OS Xを使用する場合は、ファインダーから「移動」「サーバへ接続」を使います。
この他、WebDAVを使ったファイル転送ができるソフトウェアとして、つぎのようなものがあります。
* GoLive! 4以降
* Dreamweaver 4以降
* Goliath (MacOS)

WebDAVソフトウェアの設定 (または Web サイト作成ソフトウェアの DAV 設定) は、以下の通りです。


WebサイトのURL - 必ず設定します。
Web サイトの URL

ID - 必ず設定します。
ソンニム名

パスワード (Password) - 必ず設定します。
ソンニム パスワード

また、FTP での接続を行う場合の設定は以下の通りです。


FTP サーバー名 (Server name、Host address) - 必ず設定します。
Web サイトのサーバ名

ポート (Port) - 設定済みの場合は変更する必要はありません
21

ID - 必ず設定します。
ソンニム名

パスワード (Password) - 必ず設定します。
ソンニム パスワード

転送先の場所 (Pathname、Initial directory)
ディレクトリ名での利用の場合 /var/www/htdocs/ディレクトリ名以下の任意のディレクトリ。
サブドメインまたは独自ドメインの場合 /var/www/vhtdocs/ドメイン名以下の任意のディレクトリ。