9.3 使う言語を変えるには

Mailman は多言語対応です。 つまり、インタフェースはさまざまな言語に翻訳されています。 リストの管理者は、Mailman の操作にいろいろな言語を 使えるようにできます。 (言語の完全な一覧は http://mailman.sourceforge.net/i18n.htmlを見てください。) リストでほかの言語が使えるようになっていれば、 あなたは Web インタフェースなどを自分の選んだ言語で使えます。

注: リストへの投稿がぜんぶあなたの選んだ言語になる、 ということではありません。 あらかじめ用意してある Mailman の文章が変わるだけです。 投稿は、それぞれの投稿者が使っている言語のままです。

使う言語は、あなたが入会 (5.1 節を見てください) したときに設定してありますが、リストが複数の言語に対応していれば、 あとで変えることができます。

Mailman で使う言語を変えるには、

  1. あなたの会員オプションページにログインします。 (どうしたらよいかは 3.1 節を見てください。)
  2. 「どの言語を使いますか?」というセクションへ行き、 ドロップダウンリストで好きな言語を選択します。 言語のドロップダウンリストがないときは、 あなたの入っているリストはたったひとつの言語にしか 対応していないということです。

リストがあなたの使いたい言語に対応していないときは、 リスト管理者 (LISTNAME-owner@list.jca.apc.org) に連絡をとって、 その言語を追加してもらうよう頼むこともできます。 ただし、覚えておいていただきたいのですが、これにはすこし 作業が必要になるので、リスト管理者やサイト管理者のほうで 作業をできるだけの時間がとれないこともありえます 1

あなたの言語が Mailman に翻訳がないために使えない、ということがあれば、 あなたの時間を翻訳のために使うことも考えていただけると、 ありがたいです。 詳しい情報は、http://mail.python.org/mailman/listinfo/mailman-i18nの mailman-i18n メーリングリストで得られます。 最新の国際化作業の状況は http://www.list.org/i18n.html でわかります。

注: i18n というのは、「国際化」(internationalization) の略号としてよく使われます。 最初の i と最後の n の間に 18 文字あるので、こう書きます。 発音もなんとなく「internationalization」に似ていますし。



... 作業をできるだけの時間がとれないこともありえます1
[訳注] リスト管理者は、その言語で案内ページや 歓迎メッセージの内容などを用意しなければなりません。 また、Mailman にその言語のための翻訳データが組み込まれていないときは、 サイト管理者は Mailman に翻訳データを追加しなければなりません。