メールの障害 2007/8/22
メール送信の失敗
2007年8月22日午後8時頃から10時頃まで、一部でメールの送信に失敗するケースがありました。
これはシステムの切り換えにより、送信メールサーバへの接続と受信メールサーバへの接続に、一時的な同期のずれが生じたことが原因です。
「先受信方式(Pop Before SMTP)」でユーザー認証を行っている場合、受信メールサーバと送信メールサーバの間で認証情報の受け渡しが必要になります。8月22日の午後8時前にサーバを接続する回線を変更したことで、接続のタイミングによっては送信メールサーバと受信メールサーバの間で認証情報の受け渡しができないケースが発生しました。
現在はほぼすべてのプロバイダが持っているJCA-NETサーバにアクセスするためのDNS情報の更新が完了し、この問題はほぼ解消しています。
古いメールの受信
メールの受信時に、メールサーバに既読メールを残す設定をしているユーザーは、古いメールを再度受信してしまうという問題が発生しています。
これは新しいシステムでは従来使用していたものと異なる受信メールサーバ(POP3サーバ)のソフトウェアを使用しているため、従来の受信メールサーバ既読メールの管理情報を認識しないことが原因です。
そのため、既読メールをサーバに残しているユーザーの方は、新しいシステムに接続した場合、一度だけ古いメールを再度読み出してしまうことになります。
そのため多くのメールを削除せずサーバに残している場合、ダイヤルアップなどの低速回線では再読み込みに長い時間がかかることがあります。このような場合は、Webメールサービスで古い不要なメールを削除してから接続し直してください。