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Netscape Communicator は、インターネットを利用するためのいくつかの機能の集合です。電子メールを使う機能は「Netscape Messenger」と呼ばれています。
電子メールの使い方を、
の順で説明します。
デスクトップに Netscape Communicator のアイコン があるので、これをマウスでダブルクリックします。
メニューの [Communicator]-[Messenger メールボックス] を選択します。すると、Messengerのウィンドウが開きます。
Messengerのウィンドウの上の方に、いくつかのアイコンが表示されています。この部分を「ツールバー」と呼びます。
ツールバーのアイコンの上にマウスカーソルを移動すると、飛び出したボタンになることを確認してください。これらのボタンで、いろいろな機能を利用します。
左から2番目のアイコン が [新規メッセージ] ボタンです。これをクリックします。
[メッセージの作成]ウィンドウが開きます。
[メッセージの作成] ウィンドウの上の方に、[BCC] ボタンと [宛先] ボタンがみえます。キーボードからメールを送る相手のメールアドレスを、「半角英数記号」で入力します(全角文字は不可)。入力した文字が [宛先] ボタンの右側に表示されます。
[件名] 欄の右側にある四角い枠の中をマウスでクリックします。文字入力カーソル()が点滅しているのが確認できたら、キーボードから「件名」を入力します。
「件名」には全角文字も半角文字も使うことができます。
[件名] の下の大きな枠の中でマウスをクリックし、文字入力カーソルを表示します。 メールの本文には全角文字も半角文字も使うことができます(○付数字や半角カタカナは使ってはいけません)。
宛先と件名、本文の入力が終わったら、もう一度宛先を確認してください。入力ミスはありませんか? ついでに本文と件名の「変換ミス」などもチェックします。
OKだったら、[メッセージの作成] ウィンドウのツールバーのいちばん左のアイコン をクリックします。
メールが送信されて、[メッセージの作成] ウィンドウが閉じます。
メールが送信されると、Messengerの最初のウィンドウに戻ります。
さっそく、今送信したばかりのメールが、あなたあてにも配信されていることを確認してみます。
ツールバーのいちばん左側にある[取り込み] ボタン をクリックします。
[パスワードの入力] ウィンドウが開きます。
キーボードから、あなたのパスワードを入力してください。
このパスワードは、あなたの JCA-NET ユーザ ID とセットになっているパスワードです。
*パスワードは、必ず「半角英数字」で入力してください(全角文字は不可)。
パスワードの入力が終わったら [OK] ボタンをクリックします。
あなた宛に送られてきた電子メールが読み込まれ、ウィンドウ上にその「件名」リストが表示されます。
ウィンドウの中の大きな2つの枠のうち、上の枠が「件名」リストです。今までに受信したすべてのメールの「件名」が表示されています。
太い文字で表示されているメールは、あなたがまだ読んでいないメールです。
青地に白文字になっているメールは、その内容が下の大きな枠の中に表示されます。内容表示スペースが狭い場合は、ウィンドウの下辺を広げてください。また、右側にスクロールバーが表示されるので、これを使って内容をスクロールすることもできます。
また、上下の矢印キー([↑] [↓])で、表示するメールを順次変更することができます。読みたい [件名] をマウスでクリックして、そのメールを表示することもできます。
電子メールでは、受け取ったメールの内容をそのまま引用して返信を書くのが習慣になっています。こうすれば、返信を受け取った人が、以前出したメールを探し出して内容を確認する必要がありません。
「メールを受信する」で説明した通りにして、返信を出したいメールを Messenger の画面に出しておきます。
プルダウンメニューが表示されるので、[差出人へ返信] をクリックする。
表示しているメールの内容を全文引用して、[メッセージの作成] ウィンドウが開きます。
[宛先] には、元のメールの差出人のアドレスが自動的に入ります。変更したいときや付け加えたいときは、「新しいメールを書いて送信する」と同じ要領で宛先のアドレスを入力します。
[件名] には、もとのメールの件名の前に「Re:」をつけたものが自動的に入力されています。これも変更することができますが、まったく関係ないことを書くのでないかぎり、変更しなくてもかまいません。
引用された部分のすべての行頭には、「>」が付いています。コメント(返信)をつけたい行の後ろでリターンを入力して行間を空け、コメントを書きます。自由な位置にコメント(返信)を書き込むことができます。
ツールバーの [送信]/ ボタンをクリックすると、送信されます。
受け取ったメールをそのまま他の人に送ることも、電子メールではよく行います。
「メールを受信する」で説明した通りにして、返信を出したいメールを Messenger の画面に出しておきます。
[メッセージの作成] ウィンドウが表示されます。 [件名] には、もとのメールの件名に「Fwd:」をつけたものが自動的に入力されています。「Fwd:」は "forward" (転送) の略です。
[宛先] に転送したい相手のメールアドレスを入力し、[本文] を書きます。送信の操作は通常のメールと同じです。
Messenger が終了します。
必要なら、ほかの Netscape 関連のソフトウェア (Collabra など) も、おなじようにして終了させます。
うまくメールの送受信ができるようになったでしょうか。
他人に電子メールをおくるのはちょっとはずかしいというひとは、まず自分におくってみるといいでしょう。これでうまく送信、受信ができれば成功です。
ここに書いてあるとおりに動かない、というときは、前の詳細な設定のとおりに正しく設定されているかどうかを確認してみてください。
それでもだめなときは、JCA-NET サポートデスクへ連絡をとってください。
JCA-NET サポートデスク
東京都千代田区神田錦町 3-21 三錦ビル 3F
電話 03-3291-2875
ファクス 03-3291-2876
電子メール support@jca.apc.org (←とにかく送信だけはできる、という場合は、ここをクリックするとメールが書けます)